【子育て漫画】◯◯を味方につけたら楽になった(62)
千趣会の育児情報サイト「ニコッティ」に2015年11月から2017年3月まで連載していた子育て漫画の最終回です。
漫画の下に、当時掲載したちょっとしたコラムもあるので
よければ読んでね〜!
こんにちは!漫画描きのアラサー主婦よぴです。
早いもので、あちゅはるももうすぐ2歳。。。(2017年5月現在)
生まれてから今日までが、あっという間だったような、長かったような。とにかくとても濃い時間でした。
子が低月齢の頃は、全く余裕がありませんでした。とにかく眠れなかったので、すぐ思考がネガティブになり、心配事が数珠繋ぎに膨らんでいってました。(睡眠不足は怖い!)
そんな時、自分を見張り、欠点をあげつらい責めるのは「自分」だったりしました。これはもう本当に無意識。ふと気づくと、敵は自分の心の声だったりするの!(こっわ!)
でも、月日が経ち母であることに慣れるにつれ、「あー悩むの無駄!」とうんざりするように。多分これ、世間の声とか過去人に言われた酷い言葉を、ちゃっかり脳に保存しちゃって、自省の材料にしちゃってるだけだったりするんですよね。
それに気づくやいなや、「俺ってば!バーロ!!!」と、コナ●君よろしく突っ込みを入れるようになりました。
ちなみに。
「母性」「父性」というのは心理学のことばで、「子どもとの接し方、距離の取り方」の特徴の呼び方。「生まれつき持っている本能」ではないそうです。「性別」ではなく「役割」。
この辺って誤解されがちだから、当たり前のように「母親なんだからできるっしょ?」的な態度で妻のヘルプを受け入れない旦那様も多くて。妻側は「え、ちょ、まじか!」ってなってますよ。
「母性」の強さ弱さについて誰かにとやかく言われる筋合いはないですよねえ~( ´ ▽ ` )男性でも「母性」を発現しうるし、私だって「父性」はある!
(もし殿方からその辺しつこく言われたら、キザにバーロ!っつって呟いて、この漫画見せたって~!)
話がそれてすみません。
ということでね、これから母になる方がもしいらっしゃったら、しんどい時こそ、やべえ!ってときこそ、自分を責めないで欲しいなって思ってます。初めての育児ってとにかく自信が無いし検索の鬼になるし、ネットのガセネタや周囲の意見に振り回されて疲弊する人も少なくない。
最初だからうまくいかないことも多くて、「あれ、おもてたんとちゃう。。。!」みたいなこと山ほどでてくると思うんですよ。(私、授乳、ちゃんとできるようになるまで1ヶ月以上かかりました。)
そうそう、ある友人が、産後の入院中、新生児がなかなかお乳を吸わなくて焦っていたそうです。そしたら助産師さんがパパッと咥えさせて、めっちゃ吸えるようになったらしいんです。友人が「すげ~!」とおののいていたら、助産師さんが彼女にこう言ったんです。
「大丈夫。あなた胸張っていいのよ~~!赤ちゃんとの駆け引きよ!(ニヤ)( ´ ▽ ` )」
ああ、素敵な声かけだなあと思いました。これから命を育んでいこうとする人の自信を奪い、卑屈にさせるのってすっごく簡単。でもそうじゃなくて「あなたは、自信を持っていい。好きなようにやればいい。わからないことがあれば一緒に考えよう。さあ、胸を張って、そして楽しんで!」そんな温かいメッセージが、新米母たちを取り巻いたらいいのになあと思います。
でも、そうやって声をかけてくれる人が自分自身だったら最強ですよね。
(自己肯定感の鬼だな。。。!)
ということで、なるべく自分が一番の味方でありたいなあと思い、日々意識しているyopipiです。
私自身、子育てをしながら落ち込んだり喜んだり、大変忙しく過ごしておりましたが、基本的に楽しくピースフルに過ごせたのは、こうやって漫画に落とし込むことができたからだな~って思っています。
生後4ヶ月のころから約1年半続けてこれたのは、毎週読んでくださった読者の方々のおかげです。インスタグラムで感想をくれたり、ツイッターでいいねをくれたり、皆さんのリアクションが励みになりました。本当にありがとうございました!!